2010年10月2日土曜日

少女ファイト(漫画)

「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前の中ではな」
というゆのっちは一度は見たことあると思いますが、その元ネタがこの漫画のセリフです。

いきなり感想ですが、まだまだ面白い漫画ってあるもんだなあと。でてくるキャラクター達がデフォルメされすぎず、普通すぎない。魅力的だけど、親近感も沸く、このバランス感覚が作者の持ち味だと思う。
このスポーツもの+人間ドラマはおおきく振りかぶってを思い出させますな。女子が中心な分、おお振りより濃いいですが。こういうのは女性作者が描くに限ります。

女子バレーってテレビでもそうだけど、かわいい女の子みたさってのもあると思うのですよ。その要素もこの漫画はしっかりと満たしております。日本橋さんの描く女性の体のラインはエロイ、さらに綺麗に動く。あとシゲルのマッサージは絶対に狙ってるw

自分の好きなキャラは7巻表紙の、鏡子です(上図のキャラ)。病弱ドSお嬢様ってデフォルメやべえ。

2010年9月12日日曜日

ハクバノ王子サマ(漫画)


朔ユキ蔵のによる、女子高だけど。年上女教師と、若手新米教師の恋愛話です。女子高生全く絡んできません。もったいない!
主人公は男の小津先生だが、そっちは簡単に書かれる程度。やはり女性の作者ということもあり、ヒロインである女子教師タカコサマの内面描写がかなりリアル。
タカコサマは32歳で独身、彼氏無し、不倫歴ありで、こんなんどうしたら好きになるんだよ。と自分では思いますが、意外にも年季の入った色気が好きな人も多いそうでそういう層に受けていたとのこと。

自分にとってこの漫画で印象的なシーンがある。タカコサマが電車に乗ってると、カップルを見かける、「この人は相手に選ばれたんだ。自分は誰にも選ばれてこなかったから今一人なんだ」
、その後老夫婦を見て自分の未来を絶望するという。。。

この漫画、男だったらタカコサマに性的魅力を感じれば面白い。女だったら自分とタカコサマを同期出来れば面白い。そんなわけで自分はそこまで楽しめなかったが、ところどころにあるタカコサマの孤独に埋もれるシーンは男女共通して身に染みると思う。

wikiで調べたら、青山景がアシスタントをやっていたことあるらしい。つながってるもんですね。

2010年9月4日土曜日

借り暮らしのアリエッティ(映画)



スタジオジブリ最新作映画。
今さら自分が説明する必要はないですね。

まず映像ですが、金かけてるだけあって圧倒的。動画のおもしろさはジブリの独断場です。まあ間違いないです。米林さんの演出、初々しいラブストーリーも適度だわ。きっとカップルで来る人も多いからこういうこのぐらいが喜ばれるよ。主題はそこじゃないし、でも絶対必要な要素。

そんなに書くことある作品ではないけど、アリエッティの可愛さ、動画、音楽どれもトップレベルのエンターテインメント。誰といってもはずれないでしょう。

まさにジブリ作品。

2010年8月24日火曜日

しんうちっ!(落語CD)

ドラマCDとかけましてー、男湯と女湯が隣り合っている露天風呂とときます。
その心は?

作画(柵が)いらないんです。
ということで今回はドラマCD、”しんうちっ!の紹介です。女性声優を使って、落語をやっちゃうというコンセプト。出演は、阿澄佳奈、井口裕香、沢城みゆきの3人。このなんとも言えないチョイスがね、またいい、まあお三方とも実力は安定してますんで。
本編の落語のチョイスはメジャーどころを集めていて、安心。最初のお話はアドリブなんだろうか、ちょっとショボーンな感じもするからそうなんだろう。落語の出だしってそういうもんですよねえ。個人的には井口さんの目黒のさんま推し。普通に笑えたw個人的にはこれ企画化してほしい。愛生さんや、えみりんのも聞きたいぜ。ゆかりんも。。。


余談ですが、ドラマCDといえば涼宮ハルヒシリーズの”サウンドアラウンド”。この作品は、ドラマCDだからこそできる表現をけっこう盛り込んでいてとても楽しめた。自分のドラマCD好きの原点はここにあると思った。

2010年8月21日土曜日

『妖怪ハンター』 (漫画): 諸星大二郎

意外に多い気もする諸星大二郎のシリーズ物の中では、珍しくストーリーテラーのいるシリーズ。
"妖怪ハンター"といっても妖怪と戦うようなものでなく、考古学者である主人公の稗田礼二郎が様々な怪奇事件に巻き込まれてゆくというもの。

このシリーズの中でたぶん一番有名なのが「生命の木」という話で、あらすじは人里離れた隠れキリシタンの村で起きた殺人事件が、稗田の考察で聖書の創世記との関連が見出され、それに続き物語が再現されてゆくというもの。みんな大好き「おらといっしょにぱらいそさいくだ」が出てくるのはこの回。

名セリフや壮大な展開もさることながら、ここに登場してくる村の者の顔のイカレ具合も、この話の魅力になってると思う。

2010年8月1日日曜日

変ゼミ(漫画)

変態生理ゼミナールの略で「変ゼミ」。いい題名です。

これほどすがすがしい変態漫画読んだことない。
「ネトラレ」「女体盛り」など軽めのものから、「食糞」「ゲ◯風呂」と手に負えないものまで。いやあ知的好奇心をくすぐられますな。実際知識への欲求は、得体のしれないものを知りたいことと同じ。変ゼミというからには、キワモノキーワードの考察を入れて内容に深みをましてます。テーマに少しでも興味があれば、面白い漫画ということは間違いない。

グロっていうかわからんけど、スカトロ関係の耐性は必要。あと表紙のとおり、絵は綺麗でデザインセンスも抜群。まともな漫画書いたら売れっ子だよ。でもこの漫画を描き続けてくれるのはうれしい。作者が変態だからだろうけど。いかに自分の性癖がノーマルかを思い知った。ロリコンなんてかわいいもんだ(ペドじゃくて)。

2010年7月31日土曜日

オオカミさんと七人の仲間たち(アニメ)

オオカミさんと七人の仲間たち」の紹介を前に、今期のアニメで何を見るかを考える!さてすでに切った作品もある中見続けているのをメモメモ。
「みつどもえ」
オオカミさんと七人の仲間たち
「けいおん!!」
「デュラララ」
「WORKING」
下二つは再放送、まあ一応見とくか程度ですね。本命はもちろんみつどもえ!まあこっちは前に漫画の紹介をしているので、今回はオオカミさんと~のレビュー。

「オオカミさんと七人の仲間たち」
御伽学園という明らかに適当に作った舞台に、これまた適当な名前のヒロイン大神涼子。絵でわかるとおり、今回もJ.C.STAFFによりお送りします。
んで原作知らないけど、絵を見たら大体内容は予想できました。見てみると大体合っていました。うん。
まず声優ネタから。このアニメ、ナレーション白井黒子に、竜宮さんが初春で、赤井りんごが佐天さんと(美琴はどこいった?)レールガンを意識せずにはいられないのだ。お話もそこそこ面白いけど、黒子のナレーションでニヤニヤが止まらん。

すでに5回ほどやっていますが、30分で終わらすのにちょうどいいサイズのシナリオ。軽すぎず、重すぎず、万人受けしそうなお話はまさにお伽話といったところ。やや説教臭いところも、パロディなら受け入れられやすいといったところでしょうか。今期の中でかなりの期待株あげ!