古代ギリシアに実在した書記官エウメネスの活躍を描いた伝記物。良家の子息から奴隷になったり難民から英雄になったり。アリストテレスやアレキサンダーといった歴史に名高い人物達とも関りあってゆく。
作者の岩明均は御存知『寄生獣』を描いた人。淡々とした描写で唐突に残忍な場面や激情が入ってくるのはこの『ヒストリエ』でも変わらず呆気にとられる面白さ。そして淡々としつつも作中いくつも伏線が残されていて気になってしょうがない。
連載は月刊誌でやってるわりに休載が多く、単行本は年1冊出るか出ないかのペース。6巻まで出てるがまだ書記官としてのキャリアが始まったばかりなんで完結すんの何年先なんだか。
子供時代面白いよな。
返信削除6巻まで出たのか、なんか最近急に刊行され始めた感がある。
上のコメント須見でした。
返信削除オレも今んとこ子供時代の方が面白いな。
返信削除この先史実との兼ね合いで雰囲気崩れなきゃいいけど。
flata