2010年5月21日金曜日

王立宇宙軍 オネアミスの翼

もはや古典の域にある作品かもしれないが、超豪華制作陣とそれに比例する制作費でも有名な作品でしょうか?

地球に似て非なる惑星の、独特な文化を形成する国家の中にある軍隊でも、劣等生が集まる「閑職」の宇宙軍を舞台にした話。

暇つぶしに宇宙への進出に向けた訓練(と言っても具体的な宇宙進出計画などない)をする日常が続く中、本当に宇宙への進出(有人ロケットの打ち上げ)に向けた計画がぶち上げられる。

主人公も劣等生中の劣等生で、漠然とした日常を過ごしていたのだが、街で見かけた宣教活動をする女性との出会いから、一念発起、同計画のパイロットとして立候補する。

…というのが物語冒頭の流れ。クライマックス以外は、わりと起伏なく、淡々と物語が進んでいく感じだ。

◆ ◆ ◆

ちょっと期待しすぎたか。主人公の声が森本レオで、主人公が喋るたびに森本レオの顔が思い出されて、その点でも作品に入り込めなかった…。現実と似て非なる世界観、政治的思惑、主人公の葛藤、ヒロインの存在…と、わりと自分が好む作品の要素は盛り込まれてるんだが、どれをとってもピンとこない。

0 件のコメント:

コメントを投稿